ととのう

Totonou

「ととのう」とは何かをざっくりご説明。

「ととのう」とは

銭湯やスパ・サウナなどの温浴施設で、交互浴や正しいサウナ浴(温冷交代浴)の後に訪れる心身の恍惚状態を表す言葉です。フィジカルには疲労回復や安眠効果など、メンタルには多幸感やストレス緩和など、まさに「ととのった」状態となります。

「ととのう」には

基本的には温浴の際に「体を温めて、冷まして、リラックスし、それらを数度繰り返す温冷交代浴」で得られるものです。そのため家のお風呂より施設の利用をオススメします。お風呂や温泉が好きな人はハマる可能性が高いと思います。またその際には時間の確保(1〜2時間程度)も必要となります。ゆったりとした気持ちがととのいに重要です。

本来の身体に戻る

温冷交代浴で身体に「熱い」と「冷たい」を繰り返すことで、血管の弛緩と収縮が起こり血流が活発になります。これにより新陳代謝が活性化され、疲労物質が体外に排出されます。
また交感神経と副交感神経とが交互に刺激されることで、自律神経のバランスが調整されます。このことで人間の身体が持つ本来の機能を呼び覚まします。

「ととのう」の後

精神的には深めの瞑想をした時のような感覚が訪れ、身体にはじんわりとした開放感のある状態となることを「ととのう」と表現します。ととのった後は『いつもよりご飯を美味しく感じる』『抱えていた悩みやストレスに前向きになれる』『無意識の緊張状態から解放されリラックスした』『身体的な不調(冷え性、コリ、むくみなど)が回復した』などの様々なポジティブな実感を得ることができます。

もっと詳しく知りたい

一番の近道は「ととのう」を知っている経験者と一緒に温浴施設に行って、交互浴や正しいサウナ浴(温冷交代浴)を行うことです。周りに経験者がいなければこのサイトを参考にしてください。

ととのえなかった

「ととのう」ことは目的でなく、あくまで結果として訪れるものです。交互浴や正しいサウナ浴(温冷交代浴)では「ととのう」以外にも様々な効果があります。まずは意気込まずにリラックスしてお風呂やサウナを楽しんでください。ととのえなくても大きなお風呂やサウナはそれだけで気持ちが良いものです。

次は、お風呂と水風呂をメインに使った基本的な交互浴の手順のご案内です。

ととのい方 交互浴