サウナを攻略

Capture Sauna

サウナの乾燥や高熱への対策。

サウナは本当に我慢大会?

日常的に利用するお風呂とは異なるサウナや水風呂。
入らない人には「サウナは我慢大会・水風呂は罰ゲーム」というイメージがあるかと思います。
その多くは刷り込みで、「サウナ」という言葉の発祥の地のフィンランドでは「我慢」して入るようなことはありません。
しかしそう言っても苦手な人がいるサウナなので要因や対策を解説します。

サウナポイント

  • サウナで感じる「熱すぎる」や「乾燥が嫌だ」などに対しても対策はあります。ただ、無理はせずに身体の声を優先して下さい。
  • サウナに入っている間はとても汗をかくので、しっかりと水分やミネラルを補給して下さい。
  • サウナだけでなく水風呂に入ることによって、またサウナに入れるようになります。水風呂の攻略記事もご覧下さい。
  • サウナ室に入る前に身体を拭き乾いた状態にしておくことで、蒸発熱で身体が冷やされることなく、汗がかきやすくなります。
  • またサウナ室内で汗をかいたら身体を拭きましょう。そうすることで次の汗がかきやすくなります。
  • 食後1時間ほどは入浴を避けましょう。胃に血流が流れるためにお勧めできません。また飲酒後(特に泥酔時)は絶対に避けましょう。
  • いずれにせよ無理や我慢をせず、身体が心地良いと感じたら次の手順に進んでください。

サウナが熱くて苦手

多くのサウナ室では室内全てが均一の温度ではありません。場所によって温度が高い所、低い所があります。例えば、段差があれば下段は「一段で約10度低い」です。また入口近くだと換気がなされることで体感温度が低くなります。そのように、サウナ室内での自分がベストと感じる場所を探しましょう。またその日の体調や身体の温まり方などからも場所は変えてみましょう。

サウナには一回入ればもう十分

身体を温めて冷やさないことで、のぼせた状態になります。水風呂でしっかりクールダウンすることで、次のサウナは先ほどより熱く感じにくくなるし、また入りたくなってきます。正しい水風呂と休憩の利用を行いましょう。

サウナが息苦しくて苦手

主に「乾燥」が原因で、基本的には施設の設定によるものです。これに対しては例えば「顔(口や鼻部分)を湿ったタオルで覆う」と幾分マシになります。根本的な問題ですので、施設を選ぶことになりますが「ロウリュ」の体験をオススメします。ロウリュサービスを行っているサウナは「多湿」の傾向があり、随分と体感が異なります。特に女性は乾燥が苦手な方が多いのでロウリュに感動される方は多いです。またロウリュにはアロマを使いますので香りも良いですよ。

サウナでの上半身と下半身の温度差が苦手

主に女性に多い悩みです。サウナ室の熱は上部に溜まりますが、下半身や足が冷え性などで温まりにくいため「足まで温めたいのに、その前に身体が熱くて出たくなる」という悩みです。これには「人がいなければサウナ室で足を上げる(あぐらをかく)」や「ローテーションの最初に、足だけ水風呂に浸かる温冷交代浴にする(先に足を重点的に温める)」ことや「サウナハットやサウナフードといったグッズでの対策(温度差を軽減させる)」ことなどをオススメします。

サウナの中が暇で苦手

こちらは男性から聞くことが多いです。これは「ととのい」を知らないからかもしれません。正しい温冷交代浴で「ととのう」ことを体験すると、サウナ室内や休憩の時間を「自分の心や身体に向き合える大切な機会」と捉えるようになってくることが多いと思います。その他には他者に迷惑のない範囲でのストレッチやサウナヨガなどを行いましょう。

次は、皆が最初は苦手だった?という水風呂への対策のご案内です。

水風呂を攻略