外気浴を攻略
Capture Outside air
ととのいのひとときは外気浴で。
お風呂に休憩?
自宅のお風呂で休憩しながら入浴することは余りないと思います。また、サウナや水風呂にハマった方でも「サウナと水風呂は繰り返すけど、外気浴や休憩は一切しない」という方もいます。サウナには絶対的なルールやローテーションはありませんので、休憩なしでも構いません。しかし「ととのい」を感じるのは休憩の際に他なりません。そこで休憩、特に外気浴について解説します。
施設の外気浴スペース
外気浴とは単に室外の空気を浴びることです。ですので「外気浴での休憩ができるか」は温浴施設の設備に依存します。そもそも外気浴ができない施設では仕方がないものとして、「外気浴ができるようにしてある」ということは、そこに施設側の意図や消費者のニーズがあるということです。 浴室の広さより休憩所の設置を優先していたり、または空いたスペースにわざわざコストのかかる椅子やベンチなどを置いていたり。今まで休憩をしていない方だと気付きにくいのですが、実は外気浴スペースは利用者が沢山いるのです。
そして外気浴へ
何故外気浴をするのかというと、それは風が気持ち良いから。身も蓋もありませんが、本当にそれのみです。お風呂上がりの「服を着た休憩」ではない「裸での休憩」は格別です。ととのいとしてオススメしているローテーションの「サウナ=火」→「水風呂=水」→「外気浴=風」は全てが自然に包まれる体験です。完全なるデジタルデトックス空間で自然を感じることでととのうことでしょう。
外気浴ポイント
- サウナ→水風呂→外気浴という順番を守りましょう。時間の目安は「ととのい方 サウナ浴」をご覧ください。
- 水風呂で身体を冷やしすぎないようにしましょう。寒いと感じるようなら水風呂には短め(10秒程度)に入り、外気浴でなく浴室内での休憩としましょう。
- 濡れタオルを固めに絞って身体を拭き、外気浴に望みましょう。皮膚表面の水分が蒸発するときに「プチプチ・サワサワ」とした心地よさを感じます。
- 寒い時期や特に女性にオススメなのが、外気浴にバスタオルを持参することです。タオル地と自分の体温でより気持ちよくなります。
- 休憩の時の椅子の角度は結構大事です。できれば直角な普通の椅子より、角度がついた(背もたれを倒せるような)椅子を利用しましょう。
- 外気浴の際には「意識的に風に意識を向ける」ようにしましょう。
外気浴ができない時
- 浴室内の椅子やベンチに座りましょう。または迷惑でない範囲や時間でカラン(洗い場)の前に座りましょう。
- 脱衣所に休憩所がある場合もあります。この場合は特によく身体を拭いて、椅子やソファにはバスタオルなどを巻いてから座りましょう。
- ベンチ状になってない限りは「浴槽の縁」では休まないようにしましょう。休む時も浴槽に近い場合は配慮しましょう。
次は、シチュエーションに合わせた、温冷交代浴の詳細な手順のご案内です。
私のととのい方