施設のタイプとそれぞれの特徴の紹介。
実は日本は温泉大国であり、お風呂大国であり、サウナ大国です。そのため温浴施設もそれぞれにルーツや歴史をもち、多種多様な形態となっています。ととのいを楽しむ為に「いろいろな施設とその傾向」を把握しましょう。ここでは厳密性よりも、大まかな傾向として温浴施設をタイプ別に紹介します。
公衆浴場法に定められた公衆浴場で入浴料は県内統一料金。客層は老若男女と広く利用される。そのためか「刺青可」の場合もある。温浴部分は基本的にシンプルな作りが多く、最小限では「お風呂と脱衣所」で構成される。
入浴のみは500円以下と安め。サウナ料金は施設により「追加料金（自由設定）〜無料」などの違いがある。
サウナ、水風呂は施設によって異なる。全くない場合もあるので要確認。
基本的には最低限で何もないことが前提。但し、多くで販売やレンタルをしている。
全国浴場組合：県単位での「銭湯組合リスト」です。
全国47都道府県の銭湯マップ：Googleマップ上で銭湯を探せます。凄い個人サイトです。
温浴施設が充実している（サウナ、ミストサウナ、ジャグジー、露天風呂など）施設が多い。その他にも「岩盤浴、休憩所、食事処、館内着の有無、宿泊の可不可」など施設による違いが大きく一括りにはしにくい。またサウナ施設によっては「男性専用」の場合がある。
料金は立地、設備、アメニティにより様々。入浴料の大まかな範囲は700円〜3000円程度。タオルの持参や岩盤浴を利用しない、などユーザーの選択肢で料金が変化する場合もある。
基本的にはサウナ、水風呂共にあることが多い。
少なくとも「シャンプーとボディーソープ」はある所が多い。その場合はタオル持参。逆に全てが料金に含まれ「着替え以外は持参不要（ドライヤー無料、化粧水や歯ブラシなどまで備え付け）」という施設もある。
ニフティ温泉・スーパー銭湯全国検索：都道府県地図から施設を探せるのが便利です。
サウナイキタイ・サウナタイム：サウナに特化した検索サイトでマニアックな検索や視点で施設を探せます。
前提としてサウナや水風呂があるカプセルホテルの方が少ない。更にホテル自体が男性専用の場合が多い。その中で「サウナや水風呂があるカプセルホテル」があり、ホテル同様に宿泊施設だが温浴施設のみの利用が可能な場合もある。館内に食事所、休憩所がある施設もある。
温浴利用のみで1000円〜3000円程度。また宿泊では出入り自由だが、温浴利用のみでは時間制と出入り制限がなされるケースが多い。
大浴場があってもサウナ、水風呂は別途確認の必要あり。
温浴利用ができる場合は、基本的に手ぶらで行けるようになっている施設が多い。
スポーツジム、ゴルフ場、キャンプ場、コテージや別荘、保養所、ラブホテルなどの施設にサウナや水風呂が付いていることがあります。 普段の旅行や出張やレジャーなどで遠出をする際、近くの施設のサウナを探してみましょう。運良くサウナや水風呂があったら楽しさ急上昇ですね。
次は、自身の「したいこと」に合わせて施設を選ぶ時のポイントをご紹介します。
目的から施設を選ぶ